寝床から見えるところに時計を置かないという試み
大学が原則リモート講義になり1ヶ月と少しがたった.
それによって車での通学をする必要がなくなり,朝にやらなければならないことが無くなった.
自分の使える時間が増えたということだから得した気分になった.
しかしながら,人間は余裕が出るとその余裕を埋めたくなるような欲求があるのか知らないが,
私の余裕は二度寝で埋められてしまった.
せっかく通学の分の時間が自由に使えるようになったというのに,結局講義が始まる少し前まで寝ているのだ.
寝ることは大事なことだから,別にそれでも良いのではと言われればそうなのだが,
私は少し勿体なさを感じたからどうにか早く起きようといろいろ対策を考えた.
まず思いついた対策は「次の日の朝にやることを,寝る前に決めてから寝ること」だ.
そうすれば朝起きる目的ができて起きれるようになると思ったからだ.
しかしこの方法は失敗に終わってしまった.
なぜ失敗したかというと,朝やろうと決めたことは大抵朝でなくてもできることだったからだ.
自分がやろうと決めたのはプログラムを書くとか絵を描くとかそういうもので,自分の好きなことであった.
好きなことだから,寝る前はよしやるぞという気合いや楽しみの含まれた気持ちを持っているのだが,
不思議なことに朝になるとそんな気持ちは睡眠欲でかき消され,もう少し寝てからやろうといった感じで二度寝をしてしまう.
私の好きなことに対する熱意が足りないと言われるとそれまでだが,
睡眠欲というのは思ったより強烈なのだ.
同じように,「次の日にタスクを少し残しておく」という手法も失敗した.
だったら絶対朝にやらないといけないことを決めれば良いと思って考えてみるが,意外と思いつかない.
大抵のことは朝でなくてもできる.
それに絶対にやらないといけないことがあったらもうすでにやってるはずだから,
思いつくとかそういう話では無いなと思い至った.
しかし,ひょんなことから自分が朝に絶対にやっている行動を発見したのである.
それは,「時計を見ること」である.
自分はいつもapple watchをつけて寝るのだが,
その日はソフトウェアアップデートをするために充電器にセットして,身に付けずに寝た.
そうすると起きた時に時計を確認する手段がなくなるから,時計を確認するために起き上がらなくてはならない.
このことをそのまま利用すればきっと二度寝をせずにそのまま起きれるはず.
これは失敗する気がしない.きっと成功する.実践あるのみだ.
...
まだ実践していないから今日からやることにする.
後述
この記事を書くに至った経緯
この記事はあるエッセイを読んだ影響で, 試しに書いてみたくなった私によって書かれたものである.(黒歴史)
そのエッセイは2ページ(1000~1500文字くらい)で1つのテーマについて語るものであったから,
真似して文字数も大体それくらいにしてある.常体文であるのも真似した.
エッセイというものがいまいちピンとこなかったから日常っぽいものを書いてみた.
結論があやふやだ.
後から自分で読み返すととても読みづらい印象があったのだが,どうだろう.
エッセイとは
根っこの意味に
試論「試みの論文」
というのがあるから,割と自分の思うエッセイと一致してるかも.