いろんな指数
アジア太平洋 株式指数をいつもなんとなくみている。それぞれの指数がどんなものなのかみていこう。とりあえず日本株から。気が向いたら海外もやる。まあ、bloombergにも概要は書いてあるのでそっちを見ると良い。少しずつ更新していく。
TOPIX 500 INDEX (東証)
bloombergのTPX500:INDによると
TOPIX 500指数は、TOPIX(東証株価指数)の時価総額上位500銘柄で構成される時価総額 加重平均指数。最も流動性が高い500銘柄のパフォーマンスを表す。1998年4月1日を基準 日とし、その日の終値に基づく時価総額を1000として算出される。
日本で時価総額上位500銘柄一覧はjpxのサイトからダウンロードできる。
こっちの方が確認しやすい。
Words
通常の時価総額は株価 x 発行済み株式数
で計算され、企業の規模を表している。
しかしながら、TOPIXの場合、「浮動株時価総額加重型」という算出方法を用いており、その際の時価総額は浮動株式数 = 上場株式数 × 浮動株比率
を用いて計算される。
浮動株式とは上場された株式のうち、安定した株(大株主や安定株主が持つもの)を除いたものである。TOPIXが浮動株式数を用いるのは、
「多くの人に所有され、 多くの資産に影響を及ぼす銘柄とそうでない銘 柄とでは、同額の株価変動であっても、指数全 体に与える影響は異なる」
引用: https://www.nli-research.co.jp/files/topics/35583_ext_18_0.pdf?site=nli
という考えがあるからである。安定株が多い企業の場合、実際に市場を動かす株式数は少なく、逆に浮動株が多い企業では多くなる。
- 加重平均
値の重みを加味した平均のこと。TOPIXの場合は時価総額を重みとして平均を計算している。時価総額の大きな株が動く方が指数に大きく影響を与えることになる。
TOPIX 100 INDEX (東証)
bloombergのTPX100:INDによると
TOPIX 100指数は、TOPIX(東証株価指数)の時価総額上位100銘柄で構成される時価総額 加重平均指数。最も流動性が高い100銘柄のパフォーマンスを表す。1998年4月1日を基準 日とし、その日の終値に基づく時価総額を1000として算出される。
日本で時価総額上位100銘柄一覧はjpxのサイトからダウンロードできる。
こっちの方が確認しやすい
日経平均株価
日経平均株価指数は、東京証券取引所第 1 部上場銘柄のうち市場を代表する 225 銘柄で構成される株価平均指数。1949年5月16日の単純平均株価 176 円 21 銭 (除数 = 225) を基準としている。
日経平均や日経225と呼ばれ、TOPIXと並んで日本で普及している指数である。日本を代表する指数ではあるが、純粋に民間企業(日本経済新聞社)によって作成されている。
225銘柄は日本経済新聞社のページから確認できる。
Words
- 除数
割り算の分母。株式分割や銘柄入れ替えなどで指数に連続性がなくなってしまうことを避けるため、除数の調整が行われることがある。